※叙勲式特殊イベント | |
BGM:勇者の証 | |
――叙勲式は既に始まっていた | |
メッセニ | おい、東洋人 貴様が最後だ そこへ控えろ |
――○○○○は、国王の前へ進み出た | |
国王 | 汝は外国人ながら この国の為に良く戦ってくれた |
国王 | ○○○○よ 汝に騎士の最高位である 『聖騎士』の称号を与える |
――周囲から歓声と拍手が、わき起こった | |
国王 | ○○○○よ… 頼みがある |
娘に…プリシラに 会ってやって欲しい |
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「お断り申し上げる」 | |
国王 | そうか… |
――国王は黙って奥へと姿を消した | |
メッセニ | 貴様は好きになれんが 今日まで、よくやったと思う それは私も認めよう… |
※以降、通常ルートに戻る | |
「プリシラの元へ行く」 | |
国王 | すまぬ… 親馬鹿とでも笑ってくれ |
メッセニ | プリシラ様は 空中庭園におられる 他の者に案内させよう |
※以降、グッドENDの条件を満たす場合 満たさない場合はバッドENDへ |
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※BGM:OFF | |
――プリシラは庭園の奥にいた | |
(プリシラ) | 明日、出国するそうですね? |
BGM:ちいさな涙 | |
(プリシラ) | 行かないで! お願いだから…行かないで! |
貴方がいなくなってしまったら わたしには何も…何も なくなってしまう… |
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わたしは 王家存続の為に仕立てられた 偽りの王女… |
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お父様とも、お母様とも 血がつながっていない… |
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あの旧家の老人が用意した ただの飾り物… |
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本当は誰も、わたしの事を 分かってくれていない… 愛してくれていないのよ! |
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BGM:そして、素直になれる | |
(プリシラ) | ごめんなさい… 取り乱しちゃって |
でも、貴方が行ってしまうのが あまりにもショックだったの |
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さっき言った事は全て事実… わたしは本当に何もない ただの女だから… |
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本当に自分を理解してくれてる 相手を失いたくなかったの… |
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理解してくれてるなんて わたしの勝手な思いこみ だけどね… |
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でも、貴方の側にいると 安心するの… |
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平気でバカな事もやれるし 何が起きても大丈夫だって そんな安心感がある… |
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わたしには貴方が必要なの… | |
お父様も、その事が分かってて 貴方を、わたしの所に… |
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悔しいけど例の法案については もう、お父様の力では どうにもならないの |
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貴方を、この国に留める事は わたしにも、お父様にも 出来ない… |
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でも貴方と離れたくない ずっと一緒にいたいの ずっと見ていて欲しいの |
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だから… わたしも、この国を出る 偽りの王女なんかも辞める… |
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普通の女として… 貴方に抱き止めて欲しい… |
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なーんてね どう? シリアスに決まった? |
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わたしって自分勝手だけど 貴方の気持ちも考えずに 突っ走ったりしないわ |
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だいたい…わたしなんか 誰も愛してくれる訳ないし… |
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お、お父様だって… 今回の事だって…わたしに 同情しただけだもの… |
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血のつながらない子に 愛情なんか持てやしないわ… …わたしは独りぼっちなのよ |
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わ、わたしなんか… わたしなんか… |
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…………………… | |
…みっともないね、わたし | |
貴方にも、お父様にも 本当の気持ちが聞けないから ヒステリックになったりして… |
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勇気を出して聞けばいいのに もしもの時を怖がってるのよね |
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ふう… 何だか泣いたりしてたら 疲れちゃった… |
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※BGM:OFF | |
(プリシラ) | でも、こんなに自分を 出せるのって、貴方の前だから なのよね |
勇気を出して…聞くわ | |
わたし…この国を捨てる 元々ない物だったし 惜しくないもの… |
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そして、貴方に… ついて行きたい…何処へでも …いつまでも |
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○○○○ わたしの、この気持ち… わたしごと受けとめて欲しい… |
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【YES】 【N O】 |
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プリシラグッドエンド