| イリハ会戦 | |||
|---|---|---|---|
| ――ドルファン軍は国境都市ダナンを奪回 すべく、騎士団を派遣した |
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| ――一方、プロキアの撤退要求を無視した ヴァルファバラハリアンは、ダナン南方の 旧軍事地区イリハに布陣…… |
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| ――後に「イリハ会戦」と呼ばれる激戦が ここに繰り広げられようとしていた |
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| セイル | 聴け、ドルファンの犬ども! 我が名は疾風のネクセラリア! |
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| 我が槍に挑まんとする勇者は ここにはいないのか? |
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| ヤング | ネクセラリア! このオレが相手をしよう!! |
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| セイル | ヤング・マジョラム大尉か… ハンガリアの狼が、今や ドルファンの一部隊長とはな |
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| 面白い… ハンガリア時代の決着を 今日ここでつけてやる!! |
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| ※セイルとヤングの一騎討ち→セイルの 勝利 | |||
| ヤング | ぐおぉぉ… | ||
| セイル | ヤングよ、冥途で逢おう… | ||
| ヤング | ク…クレア…すまん… | ||
| セイル | ヤングは我が槍で討ち取った! 誰か仇を討つ者はいないのか? 受けて立つぞ!! |
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| 名乗り出る | 黙ってやり過ごす | ||
| ※東洋人の勝利 | セイル | フッ…ヤングも哀れなものよ どうやら、フヌケの部下にしか めぐまれなかったようだな |
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| セイル | ヤングよ… 良い部下をもったな… |
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| ――○○○○は疾風のネクセラリアを 討ち取った |
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| ――イリハ会戦は終始機動力で勝っていた ヴァルファバラハリアンの勝利に終わった |
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| ――しかしプロキアの背反が気になるのか ヴァルファバラハリアンはダナンに後退し それ以上進軍しようとはしなかった |
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| ――辛うじてドルファンは危機を回避する ことができたのである |
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| ダナン攻防戦 | |||
| ――第二次ダナン派兵が行われる…… | |||
| ――現在、ヴァルファバラハリアン側は、 背反したプロキア軍を牽制すべく国境線へ 主力が向かっており…… |
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| ――ダナンに残留するのは少数の第四大隊 (ボランキオ隊)のみである |
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| ――ドルファン側にとって、まさに天恵と 言える好機であった |
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| バルドー | ミーヒルビス参謀の言った通り 圧倒的不利を通り越して まさに絶望といった感じだな… |
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| ルシア | バルドー… | ||
| バルドー | ライナノール! お前、まだ残っていたのか? 命令違反だぞ! |
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| ルシア | このままでは犬死によ 私の隊も加勢するわ |
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| バルドー | 本隊と合流しろライナノール! 参謀殿の命令に背く者は… 例えお前であろうとも斬る!! |
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| ルシア | …バルドー | ||
| わかったわ… 生きて戻って…バルドー… |
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| バルドー | おおおおぉぉーーっ! この不動のボランキオの死戦に 花を添える者はおらぬかーっ! |
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| バルドー | 我が斧の切れ味… 試す度胸のある奴は出てこい! |
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| 名乗り出る | 黙ってやり過ごす | ※東洋人の勝利 | バルドー | ふがいないっ! これが陸戦の雄ドルファンの なれの果てなのかっ!! |
| バルドー | …これで妻と子の元へ 行け…る… |
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| ――○○○○は不動のボランキオを 討ち取った |
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| ――ダナンにおける攻防戦は兵数において 勝ったドルファン側の勝利に終わった |
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| ――これにより、占領下にあったダナンは ドルファンの手に戻ったが…… |
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| ――しかしダナンを統括するベルシス家は ドルファン騎士団の駐屯を拒絶する |
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| ――憂いの種は未だ尽きない | |||
| テラ河の戦い | |||
| ――12月1日、ヴァルファバラハリアン はドルファン領内へ侵攻しようとしたが、 テラ北河の増水により足止めを受けていた |
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| ――ドルファン側はダナンを注視しつつも 騎士団をテラ北河対岸に展開 |
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| ――両軍テラ河を挟んでの持久戦となった | |||
| スパン | チッ…河を挟んで にらめっこなんて性に合わねえ |
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第二部隊のうち一・三・五は 現状を維持… 二・四はオレに続けーっ! |
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| キリング | バカな… 今動いたら敵の思うつぼだぞ! 戻れ、コーキルネィファ!! |
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| スパン | ヘヘヘ… オレは参謀みたいに気の長ぇ 老人じゃないんでね |
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| やい、ドルファンのクズども! オレと水遊びしようなんていう 豪気なヤツはいねえのか? |
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| 名乗り出る | 黙ってやり過ごす | ||
| ※東洋人の勝利 | スパン | ケッ…肝っ玉の小さい 犬コロどもだぜ |
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| スパン | …へへ…お前…強ぇじゃんか …… |
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| ――○○○○は迅雷のコーキルネィファを 討ち取った |
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| ――結局、コーキルネィファの突出が痛手と なり、ヴァルファバラハリアンは撤退を余儀 なくされ…… |
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| ――テラ河の戦いは、ドルファン側の勝利で 幕を閉じた |
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| パーシルの戦い | |||
| ――ダナン近域のテラ北河から侵入すると 思われていたヴァルファバラハリアンが、 下流域から出現し首都城塞へ向かっていた |
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| ――ドルファン側は、多勢にとって有利と される平地戦闘を目し…… |
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| ――首都城塞北方のパーシル平野に布陣し ヴァルファ側との接触を待った |
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| ――そして、パーシルの戦いが始まる…… | |||
| キリング |
この度の戦… 八割方負けでしょうな | ||
| デュノス | すまぬキリング… お前には三十数年の間 苦労ばかりかけているな… | ||
| キリング | …デュノス様 それが私の誇りなのです つまらぬ悔恨は言って下さるな | ||
| デュノス | …キリング | ||
| キリング | デュノス様 私の申した通りダナンへ… そして時を待って下さい | ||
| デュノス | …わかった キリング…死ぬ時は共にな… | ||
| キリング | さて… この老いぼれの鎌に立ち向かう 若き騎士はおりませんか? | ||
| 名乗り出る | 黙ってやり過ごす | ||
| ※東洋人の勝利 | キリング | 残念です… これからは貴方達の時代なのに …… | |
| キリング | デュノス様 このミーヒルビス…最後まで 仕える事…叶いませんでした… | ||
| ――○○○○は幽鬼のミーヒルビスを 討ち取った | |||
| ――この戦いは開戦前からドルファン側に 圧倒的有利と評されていたが…… | |||
| ――ミーヒルビスの奇策の前に、予想外の 損害を被った | |||
| ――最終的にドルファン側は予想に違わず 勝利を得たが、騎士団の三分の一を失うと いう、辛い勝利であった | |||
| 首都城塞戦 その1 | |||
| ――ダナンよりヴァルファバラハリアンの 軍団長であるヴォルフガリオを拘束したと の急報が入った | |||
| ――首領を失った敵軍団を掃討する目的で ドルファン側は再度ダナンへ派兵したが | |||
| ――全てはワナであった | |||
| ――未明、手薄になった首都城塞に向けて ヴァルフガリオ率いる特攻部隊が猛進…… | |||
| ――最後の決戦が、首都城塞外壁において 繰り広げられようとしていた | |||
| デュノス | もはや我が命運も尽きた… されば己が全てを懸けて ドルファン王家に一矢を報いん | ||
| 我が名は破滅のヴォルフガリオ この首を獲らんと思う者は 我が前へ出よ! | |||
| 名乗り出る | 黙ってやり過ごす | ||
| ※東洋人の勝利 | デュノス | ならば道を開けい! 勇無き者に振るう剣はない!! | |
| デュノス | キリング…我も参るぞ… | ||
| 娘よ… | |||
| ――○○○○は破滅のヴォルフガリオを 討ち取った | |||
| ――最終決戦となった首都城塞戦において | |||
| ――後に「ドルファン・プロキア戦争」と 呼ばれる、この戦争は…… | |||
| ――ドルファン側の勝利で幕を閉じた | |||
| ――残るは、棚上げになっていたプロキア との休戦協定を正式に結ぶのみである | |||
| 首都城塞戦 その2 | |||
| ――3月1日午前10時 大型のハリケーンがドルファンに上陸した | |||
| ――その嵐の中、ドルファン城に向けて 突き進む一団の姿があった | |||
| デュノス | ひるむな! 敵城は、あと僅かの距離だ!! 一気に駆け抜けろーっ! | ||
| ピコ | 大変だよ! ヴァルファバラハリアンが 城塞内に侵入したって | ||
| この嵐で近衛軍の連絡が ままならないみたいなの… このままじゃマズイかも | |||
| こういう時こそ戦ってよ… 滅多にないチャンスなんだよ ねえ? | |||
| 嵐の中、敵を追う | こういう日は大人しく寝て過ごす | ||
| ピコ | そうこなくっちゃ! もし…死んだらお墓にお花を 添えてあげるから心配しないで |
――○○○○は一日中寝た ※イベント終了 | |
| ――雨はやんだが風は更に強くなってくる まだ本城の周囲には敵の姿が認められない | |||
| ――暫くして、前方に兵馬の一団が認められた | |||
| 近衛兵 | そこ! 何やってる? ここは我々が守備…うわっ! | ||
| デュノス | 何人も我が行く手を 阻む事は出来ぬ… | ||
| 若いの…冥途の土産に 教えてやろう…我こそは 破滅のヴォルフガリオ! | |||
| ――ヴァルファバラハリアンの軍団長が 今、○○○○の目の前で剣を構えている | |||
| デュノス | あの王城で惰眠をむさぼる国王 デュラン・ドルファンは かつての弟… | ||
| 我を死地に追いやった張本人! 我が憎むべき肉親であり敵!! | |||
| 耳ある者は聴けーっ! 目のある者は見よーっ!! この顔こそ何よりの証 | |||
| 我に刃向かう者は ドルファン王家の血に仇なす 事になるぞ! | |||
| ――周囲に集まりつつあった近衛兵たちは ヴォルフガリオの言葉に…また威に打たれ 誰一人その場を動く者はなかった | |||
| デュノス | 若き東洋人よ そこをどくのだ… | ||
| 剣を抜いて一騎打ちを申し込む | 大人しく道を開ける | ||
| デュノス | 面白い… その勇気に敬意を表し、我も 最高の剣技をもって応じよう |
――ヴァルフガリオは黙々と王城へ向けて 歩き出した | |
| ※東洋人の勝利 | ――制止する者は誰もいない | ||
| デュノス | 我が天命もここに尽きたか… …若いの…我が首を取れ |
ピコ | バカーっ! |
| 声 | 待って! | ||
| デュノス | ライズ!? | 心配になって来てみれば… 何でキミは敵の親玉をみすみす 逃しちゃったわけ? | |
| ライズ | 軍団長には 一指たりとも触れさせないわ | ||
| デュノス | 馬鹿者… 早く…早く逃げるんだ… もはや我らの負けだ | ||
| ライズ | まだです…まだ… | もうバカ・バカ・バカ! | |
| デュノス | …我が憎悪の念が お前も八騎将も…他の兵士達も 負け戦に巻き込んでしまったな |
もし同情で剣を引いたのなら それはキミ、間違ってるよ | |
| ヴァルファバラハリアンは 我が死とともに消滅する… 残りの人生を自分の為に使え… |
いくらヴォルフガリオに 魔人の如き強さがあっても 城内の兵全部を相手に出来ない | ||
| 普通の女としてな… | |||
| ライズ | お父様ぁ… | …もう彼は死を覚悟してた キミは彼の為に真正面から 挑むべきだったのよ… | |
| デュノス | 者ども聴けーっ! 我が娘は王家の血を継ぐ者ぞ 手出しする事まかりならん! | ||
| ぐはっ! | もうキミは一介の傭兵じゃなく 騎士を目指す身なんだから… | ||
| ライズ | あっ… | ||
| ――ヴォルフガリオは、自らの剣をもって 己の人生に終止符を打った |
――ピコが言った通り、ヴォルフガリオは 王の書斎の前で力尽き、屍をさらすことと なった…… | ||
| ライズ | いやーーっ! お父様ぁーーっ!! | ||
| ――傭兵騎士団ヴァルファバラハリアンは 軍団長ヴォルフガリオの死によって事実上 壊滅となった |
――死者百余名、重軽傷者二百五十名…… 僅か十人足らずの特攻は、予想外の被害を もたらして、幕を閉じた | ||
| ――かくして戦争の幕は降ろされた…… | |||
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