竹本泉作品用語補足


竹本作品のゲームには竹本ファンでなければついていけないネタがあるので少々補足説明します。

竹本作品の用語説明

あおいちゃんパニック! [あおいちゃんぱにっく!]
少女雑誌「なかよし」連載。竹本先生の初期の代表作で、いわゆる「変な話」の原点。
講談社オリジナル版とリニューアル版、文庫版が出ている。
宇宙人と地球人のハーフ、あおいちゃんとそのクラスメート達が巻き起こすドタバタラブコメ。
ゆみみに「弓美ちゃんパニック!」という「どこかで聞いたような」選択肢が出てくる。

うじゃうじゃ [うじゃうじゃ]
初出/ハジメルド物語?
竹本先生のコメントの最後には大抵ついている。 接尾語?(違う)
ハジメルド物語のラガシュの口癖が確認できる最古だが、もっと前からかも知れない。
意味は不明。 気にならなくなったら立派な竹本ファン。

丘の上光一 [おかのうえこういち]
初出/ひまわりえのぐ
主人公ひまわりの一番上の兄だがどう見てもロボット。
子供に恵まれなかった夫婦の家の前に捨てられていた捨て子(?)で養子(?)。
過度の妹思いで怪力の持ち主。血(?)の繋がらない下の弟二人(養子)もそれぞれ特殊能力を持つため
ひまわりに近づく男はことごとく排除されていたらしい。
ゆみみの終盤、画面を横切るロボットは彼と同じ型と思われる。

白トホホ [しろとほほ]
初出/あおいちゃんパニック!
早川家に居候している宇宙人、きぴきゃぴに近い種族らしい。
きぴきゃぴに近いということから高度な知性と技術力を持つ種族と推測されるが、
直立した白熊に似ている姿以外、詳細は不明。
だいなで理論のいい所を探そうとするえみりにあんじぇが白トホホでもいいんだなと反論。

トゥクトゥプ [とぅくとぅぷ]
初出/あおいちゃんパニック!
あおいちゃんの幼なじみで元ボーイフレンドの多足クラゲ型宇宙人。
宇宙人の間では美形のプレイボーイで通っているらしく、あおいちゃんが地球に引っ越しするとあっさり浮気された。
ゆみみの選択肢やだいなのオープニングなど数多く登場。

どってんばってん [どってんばってん]
初出/ジグザグくらぶ?
どったんばったんの変形? ばたばたと暴れている音(?)
初出では単なる擬音だが、ゆみみ以降では「〜だってば、どってんばってん」のように台詞の中で使用。
脚本では擬音だったのが弓美役の平松晶子さんが台詞として読んでしまったのではと思われる(が詳細は不明)。
てけてけマイハートのCDドラマではのぞみちゃん(CV:川上とも子さん)バージョンのどってんばってんが聴ける。
(出演者全員による「うじゃうじゃ」も)
竹本先生自身も画集のコメントに使っている。

トンビナイ魚 [とんびないぎょ]
初出/あおいちゃんパニック!
魚型宇宙人。外見に似合わず高度な知的生命体で言葉も話せるらしい。
ゆみみではトンビナイ魚の世界があると言っていたが、宇宙人のそれとは別物か?
ゆみみではトンビナイ魚の世界の説明に1カット登場。

プニュームキン [ぷにゅーむきん]
初出/あおいちゃんパニック!
宇宙人。 竹本作品に名前はよく出てくるが、ほとんど情報がない。姿はゆみみみっくすが恐らく初出。
ゆみみの選択肢によるとプニューム(って何?)に育てられた人間のことらしい。
「あおいちゃん〜」によると「プニュームキンのトンネルマント走」という体育祭の種目があるらしい。
種目の内容は説明の途中で遮られた為不明。 但し、最後まで説明されたとしても恐らく不明。
元ネタはジャック・ヴァンス原作の「冒険の惑星」シリーズ(SF)というのに登場する一種族らしい。
だいなの選択肢にも登場

フワフワ [ふわふわ]
初出/あおいちゃんパニック!
水を与えることで増殖し、塩をかけると増殖が止まる宇宙製観葉植物。
姿はマンガ的表現の雲を小型にしたものに点目がついた感じ。
ゆみみのエンディング3などに登場。
てきぱきスクリーンセーバーにフワフワがデスクトップを無限に埋め尽くすスクリーンセーバーが収録されている。

ホルグルゥ [ほるぐるぅ]
初出/あおいちゃんパニック!
あおいちゃんのペット。 姿は巨大ななめくじの体を丸くして足を沢山つけた感じ。
ゆみみOP,EDや作中に登場の他、だいなで理論の恐竜がホルグルゥに酷似している事も。

山歩き [やまあるき]
初出/ルプ☆さらだ
晴れた日に山に現れるという丸くてふさふさした体に細長い足の生えた巨大な生き物。
竹本作品の変な生き物の傑作の1つ。
「ルプ☆さらだ」は主人公のサラダに過度に脚色したおはなしを聞かせるおじさんの話。
この回は晴れたので山に行きたいとわがままをいうサラダに晴れた日は山歩きが出るのでやめた方がいいと注意した。
ゲームではだいなあいらん、てきぱきワーキンラブのエンディングの他、数多く登場。
PSゲームのルプ☆さらだには原作ストーリーの一部の他、竹本先生作詞による山歩きの歌が収録されている。

UFO象 [ゆーふぉーぞう](円盤ぞう、フライングゾーサー、UFゾウ、おかま円盤のぞうさん)
初出/夢みる7月猫
初期の竹本作品の場面の転換などによく出てくるUFOに乗った象。
存在感がありすぎるので気になるが、流すのが正解。
ゆみみのストーリーでは混乱するが、「穴から出てきたもの」では多分、ない。
竹本先生が小さい頃に描いたイラストが元だそう。 UFO象がメインの短編も数本ある。
てきぱきスクリーンセーバーにはUFO象のスクリーンセーバーが収録されている。


竹本ファンでもついていけないかもしれないネタについての説明です。(笑)
少々、常識っぽいものも混ざっているかも知れませんが、そこは読み飛ばしてください。

竹本作品ではない用語説明

あー、うー、 [あー、うー、](流行語・感動詞?)
大平正芳元首相の口癖。 演説や国会の答弁の話し始めに「あ〜」や「う〜」が付いたらしい。
タイムボカンシリーズ「オタスケマン」の悪玉トリオが歌うエンディングのタイトル、歌詞にもなった。
混同されがちだが、田中角栄元首相の口癖は「まあその〜」。
弓美が何でこんなことを知っているのかは謎。(偶然?)

朝シャン [あさしゃん](流行・流行語)
朝、シャンプーで髪を洗うこと。 一時期の流行、又は流行語。

天知茂 [あまちしげる](俳優・歌手)
えみりが好きな俳優。
土曜ワイド劇場の「明智小五郎シリーズ」の明智役など主役多数。 「大岡越前」でも名脇役を演じる。
「非情のライセンス」の主題歌「昭和ブルース」がヒットし、歌手としても活躍。
マダムキラーの異名を持ち、中高年の女性に絶大な人気を誇った。

板垣死すとも自由は死なず [いたがきしすともじゆうはしなず](言葉)
板垣死すとも自由は死せず。
自由民権運動の旗手、板垣退助が、遊説中に暴漢に襲われ負傷した際に言ったとされる言葉。
実際は板垣本人が言った言葉ではなく、事件を伝える新聞記事の見出しに使われたものだったらしい。
(NHK「その時歴史が動いた」番組内では政府密偵の報告書に記述があることから本人の言葉であるとしていた)

一角獣・二角獣 [いっかくじゅう・にかくじゅう](ファンタジー/幻獣)
一角獣はユニコーンのこと。
二角獣という語は一般にはないが、ゆみみ作中では二本の角が生えた鹿(普通の鹿?)として描かれている。

沿線 [えんせん](名詞)
鉄道を基準とした言い方で、駅を中心として線路に沿った地域のこと。
今週この沿線で〜というフレーズの元ネタは不明。

王様の耳はロバの耳 [おうさまのみみはろばのみみ](童話・ギリシャ神話)
童話名。 又は作中で登場人物の床屋が深く掘った穴の中に叫んだ言葉。
床屋は王様のロバの耳(欲深さのため神様に呪いを掛けられた)を偶然見てしまったが、他言するのを固く止められていた。
結局はそれが街中の人間にばれてしまい床屋は死刑にされかけるが、王様が床屋を見逃したため王様の呪いも解けた。

狼少女 [おおかみしょうじょ](人物・事件)
変身少女ではなく、インドで保護された狼に育てられた姉妹のこと。
保護された後は人間としての教育を受けたが、人間性を完全に取り戻すことは出来なかった。
現在でも発達心理学の重要なテーマの1つ。

おどる亀ヤプシ [おどるかめやぷし](邦楽アルバム)
'90年11月にリリースされたユニコーンのアルバム。 子供向けというコンセプトで作られ、飛び出す絵本付きの異色作。
内容はあからさまなパクリ(リスペクト?)と思われるものやジョークっぽいタイトルなど、ギリギリ路線。
限定生産品で初回版の入手は困難。 '95年「ハヴァナイスデー」を合わせたアルバムが再リリースされた。
"おどる・かめやぷし"ではなく"おどるかめ・やぷし"が正しい読み方(?) アルバム名であり、曲名ではない。
収録曲:初恋/ママと寝る人/12才/ボサノバ父さん/PTA〜光のネットワーク〜/俺の走り

岩石おとし [がんせきおとし](忍術?)
プロレス技、バックドロップの日本名?
弓美がやっているのは白土三平著「忍風カムイ外伝」の飯綱(いづな)落としか?(でも前後が逆…)

関東ローム層 [かんとうろーむそう](地質学)
富士山などの火山から噴出した、関東平野を広く覆う火山灰の層。
上から立川、武蔵野、下末吉、多摩の4層に分けられる。
地質学、考古学などの用語。

北島三郎 [きたじまさぶろう](演歌歌手)
りえが好きな歌手。
演歌界の大御所。 「与作」他、代表作多数。

クレイジーキャッツ [くれいじーきゃっつ](コミックバンド)
ハナ肇とクレイジー・キャッツ。
ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、石橋エータロー、桜井せんりらによるグループ。
「シャボン玉ホリデー」の「お呼びでない」のコントで有名。
植木等の「スーダラ節」など、歌や映画も多数。

ケセラン・パサラン [けせらん・ぱさらん](UMA?)
ケサラン・パサラン、ケセラン・パセランなど別名多数。
綿毛のような謎の生物。(鉱物?) 一時期話題になったらしいが説明を聞いても良く分からない代物。
おしろいで成長、増殖するらしく、持っている(飼っている?)と幸せになれるとの事。

事程左様に [ことほどさように](副詞)
「今まで述べてきたように、(非常に〜である)」という意味。 英語のso…thatの和訳。
正しい日本語。 但し、ワープロソフトの変換の一覧にない程古い言い回し。

サイレン [さいれん](ファンタジー/精霊・モンスター)
セイレーンとも呼ばれる。
女性の姿で岩礁に現れ、美しい歌によって船乗りを誘惑し、海の底に引きずり込むといわれる。
中世では原因不明の海難事故が多発した海域に棲むとされた。 ローレライ伝説が有名。
人間の手の届かない自然の驚異が神格化、怪物化された典型ともいえる。
警報機のサイレンはこの精霊(モンスター)が語源。

Gペン [じーぺん](文房具)
マンガを描く時に良く使われるペン、ペン先のこと。 名前の由来はペン先に「G」の刻印があることから。

ジャック・レモン [じゃっく・れもん](映画俳優)
弓美が好きな映画俳優。 アメリカの一般的な庶民を好演した。
ビリー・ワイルダーとのコンビで「お熱いのがお好き」(1959)など、コメディ路線の映画に数多く出演。
「ミスタア・ロバーツ」でアカデミー賞助演男優賞、「セイヴ・ザ・タイガー」で主演男優賞を受賞。

十人並み [じゅうにんなみ](形容詞)
十人いれば十人が備えているであろう性質だ。 普通。 飛びぬけて良くも悪くもない。
凡庸[ぼんよう]もほぼ同じ意味。

シュワルツェネッガー [しゅわるつぇねっがー](映画俳優・州知事)
アーノルド・シュワルツェネッガー。 えみりが好きな俳優。
オーストリア出身のアメリカ人。ボディビルダーを経て映画俳優になる。
映画「ターミネーター」の悪役でブレイク。以後、アクション俳優としてだけではなくコメディ色の強い映画にも出演。
2006年現在、カリフォルニア州知事。

スペインの商船 [すぺいんのしょうせん](歴史)
大航海時代の初期、制海権を握っていたスペイン、ポルトガルの国力を低下させる事を目論んだ
オランダ、イギリスが私掠(私的に盗み取ること)船の後ろ盾となり、私掠行為を推奨していた。
これが大航海時代の海賊の始まりとなった。
ちなみにイギリスが制海権を握った後は海賊は犯罪者としてイギリスによって処罰された。
イギリス、オランダも悪党だが、奴隷の酷使で巨万の富を築いていたスペイン、ポルトガルもかなりの悪党である。

スライム [すらいむ](ファンタジー/モンスター)
アーケードゲーム「ドルアーガの塔」でお菓子のグミのような外見の一番弱いモンスターとして登場。
以来、RPG「ドラゴンクエスト」などで最も弱いモンスターとして登場している。
本来は液状に近い不定形で、天井に張り付くなどして餌食を待ち、犠牲者が通りかかると降りかかって
体全体で包み込み、酸で溶かしたり、同化能力によって取り込むというかなり危険なモンスター。
一度取り付かれると高位の司祭による解呪か被害者ごと炎で焼き尽くすしか救出方法が無い。

ゼペットじいさん [ぜぺっとじいさん](童話/登場人物)
童話「ピノキオ」のピノキオを作ったおもちゃ職人。
ピノキオを探しに行く途中で怪物くじらに船ごと飲み込まれ、後にピノキオとくじらのお腹の中で再会した。

ソーイングセット [そ−いんぐせっと](裁縫道具)
縫い針と糸など、簡単な裁縫が出来るような一式が入ったもの。

超少女 [ちょうしょうじょ](マンガ)
和田慎二著「超少女明日香」。
自然の力を借りた超能力を使うことの出来る少女が事件を解決していくシリーズ物。
1975年の別冊マーガレットから各誌を渡り歩いているという長期、不定期連載で、
最近まで「トランジスタにヴィーナス」と同時期に「聖痕編」がコミックフラッパーで連載されていた。
和田先生と竹本先生は個人的にも親しいらしい。
「超少女REIKO」というのもあるが、こちらは'05年作品でゆみみ以降のもの。

チルチルミチル [ちるちるみちる](童話/登場人物)
メーテルリンク作、童話「青い鳥」の登場人物。
幸せを呼ぶ青い鳥を探して旅に出る兄妹。 兄の名前がチルチルで妹がミチル。

ティラミス [てぃらみす](洋菓子)
弓美が好きなイタリアのケーキ。
マスカルポーネチーズを使ったクリームとココアパウダーが特徴。 イタリア語で「私を上に上げて」の意味。
女性誌で紹介されたのがきっかけでブームになった。 パンナ・コッタ、ナタ・デ・ココなど洋菓子ブームの先駆け。

でもしか先生 [でもしかせんせい](流行語)
先生に「でも」なるか、先生に「しか」なれないという動機で教師になった無気力な先生のこと。
但し、ゆみみの時点で昔とか言ってるので相当昔の話。

デモもストもあるか [でももすともあるか](???)
デモは労働者や学生などが要求を通すために集団で行う呼びかけなどの行動。 デモンストレーションの略。
ストはストライキの略。 同じく職務などのボイコット(不履行)による実力行使を指す。
国内では不況に入ってから組合の力が弱くなったためかどちらも少なくなったが、最近は復活の兆しも見える。

トーテムポール [とーてむぽーる](民俗学・工芸品)
インディアンの代表的な工芸品。 木の幹の表面に模様が彫られ、地面に立てられたもの。
祖先崇拝に基づくもので、ポールの一番上に一族の始祖とされる動物(トーテム)の顔が彫られる。

ともえ投げ [ともえなげ](柔道技)
巴投げ。 柔道の技の1つ。
自ら後ろに転がって、その勢いで相手を投げる技。 家紋に使われる「巴」の形が名前の由来。

ドリフターズ [どりふたーず](コミックバンド)
ザ・ドリフターズ。 いかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブー、志村けんらによるグループ。
レギュラー番組「8時だョ全員集合!」は平均視聴率30%台を記録。

ノーム [のーむ](ファンタジー/亜人種・精霊)
小さな亜人種。小人。妖精。 「ハロー、ノーム、友達になろう」のCMで有名。
細かな作業、工芸に秀でており、寝ている間にやり残した仕事をやってくれるとの言い伝えもある。
白雪姫の7人の小人(=ドワーフ)、指輪物語のホビットなどとは種族的に近い。
「火」のサラマンダー、「水」のウンディーネ、「風」のシルフ(シルフィード)と並ぶ
四大元素の1つ「地」の上位精霊の名前でもあり、この場合は強大な魔力を持つ存在。

バックブリーカー [ばっくぶりーかー](プロレス技)
相手を高く担ぎ上げ、背中に仰向けにホールドしてギブアップを誘ったり、相手の背中を自分の膝の上に叩きつける大技。
アルゼンチン式など数種類存在。
弓美がやっているのは多分、ジャーマン・スープレックスという別の技。

八甲田山 [はっこうださん](地名)
青森県にある八つの山の総称。正式名は北八甲田連峰。
明治時代、冬期間の無理な軍事演習のため多くの日本兵が遭難し、亡くなった事で有名。

美少女仮面 [びしょうじょかめん](テレビドラマ)
「美少女仮面ポワトリン」。東映不思議コメディーシリーズ第11作目。
実写変身少女シリーズものの1つ。 最近の変身少女物よりコメディ(B級?)色が強い。
美少女なら仮面で隠さなくても、とは思うが、それはそれ。 自分で美少女と名乗るのも結構変。
ちなみにセーラームーンは美少女戦士。

秘密の花園 [ひみつのはなぞの](児童小説)
フランシス・ホジソン・バーネット原作の児童小説。
自分達しか知らない庭園を見つけた子供たちの話。 別に百合小説ではない。
真一のコメントは単に語感から。

ペリー・ローダン [ぺりー・ろーだん](SF小説シリーズ・人物名)
「宇宙英雄ペリー・ローダン」。 地球人のローダンらが異星人と接触し、宇宙を舞台とした抗争に巻き込まれていくという内容のSF小説。
ゆみみ作中でも言っているが超がつく長編で、最も長く続いている小説としてギネスブックにも登録されている。
著者が一人ではないため、著者の健康上の理由などでは巻が途絶えない。
2006年3月現在、日本語版は321巻が刊行。 但し242巻以前は絶版。
ちなみに1人の著者による最長記録は栗本薫の「グイン・サーガ」シリーズ。

ヘロドトス [へろどとす](人物)
歴史学の父といわれている紀元前5世紀頃の人物。
若干、神秘主義から脱却し切れていない感はあるが、客観的立場で歴史を著述した初めての人物とされている。
著作「歴史」は自身が各地を旅して得た知識を基に「ペルシア戦争」について記述したもの。
「エジプトはナイルのたまもの」は「歴史」中の記述で、
エジプトの肥沃な土地はナイル河の度々の氾濫によってもたらされるものだという意味。

ボールレンゲ [ぼーるれんげ](都市)
北欧、スウェーデン内陸部の都市。 英語表記でBorlange。 日本語では他にポールレンゲ、ブールレンゲ、ブルレンイェなど。
スキーの大会が多数行われ、ウインタースポーツは盛んらしいが、情報が少ないためその他詳細不明。
本当にここが田舎なら桜子はハーフ(クウォーター?)ということになる(?)が、別に変な田舎ではない。

ポコポコポコ玉 [ぽこぽこぽこだま](テレビドラマ?)
「へんしん!ポンポコ玉」の事か?
「へんしん!ポンポコ玉」は'73年放送のドラマ。 青い玉と赤い玉(ポンポコ玉?)を男女が持ち、「男(女)になりたい〜」と言った後、
「ポンポコピ〜」と唱えるとペケペケという狸のぬいぐるみが男女を入れ替えてくれるらしい。 (何だこれ???)

マルスマティック [まるすまてぃっく](文房具)
ドイツ、ステッドラー社製の製図ペンの名称? (同社の日本語カタログにはマルスマチックと表記)
製図ペンの一般的な呼称「ロットリング」が他社の登録商標(セロテープやサランラップみたいなもの)のためにつけられたものか?
いずれにしろ現在はCAD(製図にコンピュータを使う)が普及しているため、(マンガやデザイン以外では)マイナーな存在らしい。

マルチーズ [まるちーず](犬種)
白くて長い毛を持つ小型犬の一種。 マルタ島で産まれたことからこの名が付いた。

雪男 [ゆきおとこ](UMA・モンスター)
別名イエティ(YETI)。 ヒマラヤ山中で目撃された、毛むくじゃらで怪力を持つとされる猿人。
モチーフのユニークさから、寒さに強く、怪力を持つモンスターとして創作作品に使われることも多い。
ちなみに日本の妖怪、雪女とは何の関わりもない。

ユニコーン [ゆにこーん](ファンタジー/幻獣)
諸説あるが、頭に一本の角が生えた白馬の姿が有名。 一角獣。 語源はそのままuni(一つの)corn(角)から。
素早い上に瞬間移動も可能。 毒、魔法など各種無効化能力と高い戦闘力を持ち、通常の手段で捕まえるのはほぼ不可能だが、
清らかな乙女には心を許し、簡単に捕まってしまうという結構オヤジくさい幻獣。
角には魔力が秘められているとされ、ヨーロッパではこれの角と偽ってイッカククジラが乱獲された時期があったらしい。
ちなみに翼の生えた馬はペガサス。 混同されやすいが、混同していても特に不都合はない。

ユニコーン [ゆにこーん](邦楽ポップスグループ)
奥田民生らが所属していたグループ。 '89年シングル「大迷惑」でブレイク。
'93年9月、メンバーの脱退によって突然の解散。 (2009年再結成)
ゆみみ発売の時点('93年1月)では解散していないが、下手をするとネタが腐っていた(あるいは台詞大幅削除の)可能性も?

ワトソン君 [わとそんくん](小説/人名)
ジョン・H・ワトスン。
アーサー・コナン・ドイル著、推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの登場人物。
探偵ホームズの友人で医師。 一連の小説の殆どはワトスンが記した伝記という設定であり、彼の視点によって描かれている。
常識人故に常識に囚われがちで傑出した天才のホームズと比べられがちだが、医師という職業からも窺える通り優秀で地位もある人物。
ちなみに「しましま曜日」第3話で原作のホームズにそんな台詞(初歩的な問題だよワトソン君)はないというフォローがある。

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