サモンナイト4攻略 〜やりこみ編〜 最終話


最終話 誰もが願った、その場所へ… - Separation or Resumption -

ADVパート

ADVパートはありません。 会話イベントのみでSLGパートに移行します。
戦闘直前にエニシアがサポート専用で加入します。


イベントバトル(ブレイブクリアなし 仮想ブレイブレベル:主人公LV27 仲間LV26 ノーダメージ:条件付き可(裏切りの破片除く))

概要

堕竜ギアン(1段階目)の攻撃は「裏切りの破片」のみで、1ターン目から発動状態。

開始直後から動く敵はなし。
手前の2体は同時行動かは未検証。 他は上の4体を除き単独行動だが、上の4体を刺激すると、全て同時に行動開始する。

堕竜ギアン(1段階目)を倒すと、マップが広がり、増援と共に堕竜ギアン(2段階目)が現れる。
エニシアをサポートにしていると、会話イベントが追加。 全員のMPが50%回復する。
マップ左右端の触手を撃破(攻撃2回 弓、銃、投具も有効)すると堕竜ギアン(1、2段階目共)のDF、及びMDFが20ずつ減少する。
最初に4本、増援後に2本現れるが、全て切ると会話イベント後、「死に物狂い」モードに移行。 (「死に物狂い」モードの詳細は後述)
増援は全て単独行動。

堕竜ギアン(2段階目)の攻撃は「裏切りの破片」に加え、単体物理攻撃の「堕獄の牙痕」、範囲魔法攻撃の「深怨の闇に続く扉」の3種類。
どちらも特定範囲内で発動し、予備動作を伴う。 「深怨の闇に続く扉」の予備動作が最初に起こった時に会話イベント発生。
堕竜ギアン(2段階目)に初めて攻撃した直後、マップ左右に台座が出現する。
以降、変異魔獣召喚の「喪失した真実の影」と変異魔獣捕食の「無限に歪む墓標」が発動状態になる。
「喪失した真実の影」、「無限に歪む墓標」の初発動時にそれぞれ会話イベント発生。
堕竜ギアンのHPが1000以下になり、まだ「死に物狂い」モードになっていない場合、会話イベント後、「死に物狂い」モードに移行。

堕竜ギアンの特殊能力の詳細は特殊能力一覧を参照

堕獄の牙痕、深怨の闇に続く扉、喪失した真実の影の効果範囲



 赤:堕竜ギアン本体(中央上)と追加の触手×2(左右下)

 緑:「堕獄の牙痕」(単体物理)の発動範囲と予備動作の誘発位置

 橙:「深怨の闇に続く扉」(範囲魔法)の発動範囲と予備動作の誘発位置

 青:追加マップと「喪失した真実の影」で変異魔獣が召喚される位置

堕竜ギアンのステータス

1段階目

 初期触手1切り触手2切り触手3切り触手4切り
HP999----
MP999----
AT300----
DF250230210190170
MAT250----
MDF260240220200180
TEC150----
LUC50----

2段階目

 初期触手3切り触手4切り触手5切り触手6切り
HP3000?----
MP1500?----
AT325----
DF300?240220200180
MAT280----
MDF250?190170150130
TEC150----
LUC50----
堕竜ギアンの攻撃順序(1、2段階目共通)

1.希望なき夢の果て(MP全回復)
2.砕けし色なき時間(憑依・ユニット送還)
3.喪失した真実の影(魔獣召喚)
4.敵ザコの行動(召喚した変異魔獣含む)
5.裏切りの破片(ランダム×4)
6.堕獄の牙痕(単体物理)又は深怨の闇に続く扉(範囲魔法)発動
7.堕獄の牙痕又は深怨の闇に続く扉、予備動作
8.無限に歪む墓標(魔獣捕食)

堕竜ギアン(2段階目)の残りHPによる演出

初期HPは3000(ステータス画面では確認不能)
HP2000(2/3)を初めて下回る 左の触手(大)が切れる
HP1500(1/2)を初めて下回る 右の触手(大)が切れる
HP1000(1/3)を初めて下回る 左肩が壊れ、堕竜ギアンが暴れるカット。 主人公の台詞が入り、以降、「死に物狂い」モード突入。 HPの残量確認可能に。
HPが500(?)を初めて下回る 左右から黒い煙が出る

「死に物狂い」モードについて

触手6本を全て切るか、堕竜ギアンのHPが初めて1000以下になると主人公の「死に物狂いかよ」という台詞が入り、突入する。
堕獄の牙痕(単体物理)又は深怨の闇に続く扉(範囲魔法)の予備動作が無くなり、その場で発動するようになる。
攻略本の説明では予備動作が確認できないだけに思えるが、予備動作(前のターンにどこにいたか)は全く関係ないので注意。

解説

まず、最初にノーダメージの可否に書いてある、妙な条件付けについて…。
裏切りの破片(ランダム攻撃)は2ターン目(味方1ターン目裏の敵ターン)から撃ってきます。
とりあえず、これを攻略のテクニックだけで避けるのは逆立ちしても無理です。
(どれかボタンを押しっぱなしにすると当たらないような裏技がないかと思いましたが…、とりあえず、ボタン1つでは無理の様子(笑))
上の説明にも書きましたが、単純にマップのランダム位置に落としているのではなく、確率がかなり偏っています。
実験で初期位置から動かさず、裏切りの破片を受け続け、味方にあたった回数をカウントしてみます。
0、0、1、1、1、0、1、0、1、0、1、1、0、1、0、1、3、1、1、1、1、0、2、1、1、3…
集計すると0:8回、1:15回、2:1回、3:2回となりました。 当たるか当たらないかでいうと、当たる18回 当たらない8回。
当たらない確率は約1/3といった所でしょうか。(試行回数は少ないですが、経験的にもそんな感じです)
例によって、仮に敵10ターン(20ターン)、裏切りの破片を避け続ける確率を計算してみます。
1/3^10=1/59049。
6万回の試行でやっと1回出来るか出来ないかの確率。 このマップを10ターンで終了する事を含めて不可能過ぎます。(笑)

なので、裏切りの破片を食らうのは仕方ないとして、その他のダメージを受けない攻略を考える事にします。

それはそれとして、今回、攻略を行う上で道具が必要となります。
それは電卓と筆記用具と紙です。 計算が得意なら筆記用具と紙だけでも、暗算と暗記が得意なら道具なしでも構いませんが、
戦闘に集中力の大半を取られるので、負担はなるべく軽い方が良いでしょう。

今回のマップで問題なのは、前半戦が「砕けし色なき時間」(憑依・ユニット送還)ときつい段差、射程の長い敵の対策。
後半戦は前半戦の問題に加え、「喪失した真実の影」(魔獣召喚)、無限に歪む墓標(魔獣捕食)のランダム性、
堕竜ギアンの莫大なHPを削る方法と、「死に物狂い」モード対策など、懸念材料を並べるときりがありません。

まず、「砕けし色なき時間」(憑依・ユニット送還)について。
変異魔獣は全て異常無効、魔獣化兵も相変わらず状態異常を素で無効化します。
このような段差のきついマップでは思うように攻撃が出来ない関係上、足止めが非常に有効なのですが、上記の敵には異常無効です。
と、なると憑依しかないのですが、これもまた封じられているので足止めは実質不可能という事になります。
憑依ユニットが1〜2体だと発動率が低く、更に成功判定が加わるので(成長レベルが高ければ)確率自体は結構小さいですが、0ではありません。
召喚ユニットは、このようなマップではイヌマル、ハミトンのような隠密が使えるユニットを使いたいですがNG。
召喚ユニットを突撃させて敵ターン始めに堕竜ギアンに送還させるという荒業は…、成長レベルを1でも上げていると確率依存になり、これもNG。
送還のエフェクトが行動不能と同じなので、個人的になるべく使いたくないというのもあります。
魔法バリアもNGです。 特に、スペルバリア+を同時に5体にかけたりすると、高確率で発動します。
踏み台や仮面の石像で敵の攻撃を防ぐ方法もNG。 召喚障害物は基本的に召還したそのターンでしか使えません。
堕竜ギアンの攻撃順はかなりいやらしい順番で並んでいるので、(丁寧にも)送還された上で、敵召喚師の召喚術を受けるようになっています。
マトワリンや踏み台、隠密ユニットなどを消された直後に敵ザコが行動するのも同様。
敵がかけて来たマトワリン等も無効化しますが、直後が敵の行動となるため、あまり意味はありません。
たった1つのスキルだけで攻撃方法の大半を奪われています。
激戦となる終盤戦はともかく、序盤戦では憑依等は使わず、確率になるべく依存しない方法を模索してみることにしましょう。

次に、出撃メンバーの選択と装備変更について。 特殊なマップなのでそれなりの準備が必要です。
出撃メンバーはライ、ミルリーフ、リシェル、ミント、リビエル、セイロン、アロエリ、グランバルドとしました。
固定出撃のライと、弓使いのアロエリ、S召喚の使えるリシェル、ミント、リビエル、セイロンについては固定で問題無いでしょう。
問題は今まで固定メンバーだったミルリーフとセクターの扱いです。

ミルリーフは現時点でB召喚までなので、18話時点でA召喚のある召喚獣をお気に入りにしていない限り、堕竜ギアン戦では限りなく無力です。
仮にA召喚を使えたとして、堕竜ギアンに獣耐性大があるので、獣召喚はミントですら攻撃力不足。
憑依ATアップ、ユニット召喚獣は「砕けし色なき時間」(憑依・ユニット送還)による制限を受けていますし、
エニシアサポートと支え合い精神があるのでMP不足はほぼ解消。 敵の多くが眠り無効のため、ミントの補助もほぼ必要ありません。
とんでもない逆境ですが、やはり切り札の召竜連撃は必要です。 召喚装備については後で考える事にします。

セクターは、隠密に「裏切りの破片」(ランダム攻撃)が当たると解除されます。
堕竜ギアンの攻撃順から言うとこれでもほぼ問題無いと言えますが、堕竜ギアンのHPを迅速に削るため、純粋な攻撃力からグランバルドを選びました。
どちらもスペシャルボディのため、狂化による攻撃力増加は見込めませんが、
それを差し引いてもグランバルド+ドリルの攻撃力は他のユニットを凌駕しています。

ミルリーフとグランはベストメンバーではないかも知れません。
召竜連撃のダメージ増加分とグラッドなど、物理攻撃メンバーを加えた時の攻撃力を比較すると微妙ですし、
グランの方も、狂化のダメージ増加分、必殺技の補正が1.2倍なのを合わせて計算すると、もっと攻撃力の高いメンバーがいるような気もします。
グランはともかく、ミルリーフの方は、ここまで固定メンバーで来たので、最後だけ外したくないという個人的な思い入れが大きいです。

次に装備の変更です。
まず、ライの刀を現時点で最強の攻撃力を持つナイトオブナイト(大剣)に変更します。 横切りのメリットより、今回は攻撃力です。
(アクセサリも飛翼の牙等に変えたい所ですが、夏空ロケットの6移動は最後の戦いに必須です)

次に召喚術の変更。(一部そのまま)
リシェルにフレイムナイト(LV3)、セイロンに鬼神将ゴウセツ(LV2)、リビエルに氷魔コバルディア(LV2)、ミントにジュラフィム(LV0)装備。
これらはA召喚でMP効率がS召喚ほど酷くないので連発がある程度可能です。 (ゴウセツは前半鬼神斬の方を使います)
ミルリーフは思い切って攻撃用召喚術を捨てましょう。 ホロホロと仮面の石像装備。 (ここで何故ホロホロかは最後まで読むと分かります)※1

サポートは当然エニシア。 パーティ能力は応急手当、支え合い精神、準備体操、ひとときの瞑想を装備。
支え合いとひとときは説明不要ですね。 応急手当と準備体操は「裏切りの破片」(ランダム攻撃)対策です。
応急手当は1ターン5ずつの回復ですが、トータルで見ると「裏切りの破片」のダメージをかなり軽減してくれます。
準備体操は最大HPの上昇。 「裏切りの破片」以外はノーダメージなのに「裏切りの破片」で止めを刺されるような事だけは避けたいものです。
時々、味方のダメージの蓄積を確認して、適宜ヒーリングコールや治癒の奇跡、ストラなどで回復しておきましょう。

それでは攻略に移ります。

段差が異常にきつく、状態異常や憑依が無いとどうにもならないような気がします。
しかし、段差がきついと攻撃できないのは敵も同じ。
実は初期配置の段の殆どが敵の射程外です。 唯一、右の屍人兵の攻撃が届く場所がありますが、そこを避けてぎりぎりまで接近。 ターン終了。
次味方ターン、ライとアロエリ2、3距離銃と弓で左の変異魔獣撃破。 ミントで右の屍人兵に眠り。
リビエルを右下変異魔獣(灰)の左6マス待機。 他のユニットは上に上ります。
次味方ターン、グランバルド横ドリルで屍人兵撃破。 リビエルで変異魔獣にティンクルスターで一撃。
左の屍人兵には届きませんが、右の変異魔獣はおびき出しが可能です。
別にこのタイミングでなくても良いのですが、初期配置の他の敵を全滅させた後に1体だけ残り、
触手を切るのに邪魔になる事が多いのでおびき寄せます。

さて、ここで右から攻めるか、左から攻めるかの選択です。
右は段差に強いスライムポット、比較的近い位置にいる変異魔獣(赤)、魔獣化兵の連携が厄介。 なので左から攻めます。
左から攻める場合、まず、真っ先に攻撃してくるのが左下の屍人兵。
左上のグループは反応が鈍いです。 特に魔獣化兵は遠距離攻撃の射程に入っても反応せず、直接攻撃できる位置でやっと反応します。
なので、最初の階段を上ってすぐ左の四角い踊り場の左下、中央、右上と配置してもOK。
この位置から左下の屍人兵に眠りをかけます。
とりあえず、踊り場左下の位置にセイロン、その右にミント、中央にライ。 残りの味方も付近に集合。
次味方ターン、ライ大剣で屍人兵撃破。 セイロンで左下触手攻撃、ミントもこの位置へ。
この位置に来ないと、次味方ターンで召喚師に安全にスリープコールをかけられる位置がありません。
その他の味方は変異魔獣をひきつけつつライ達が元いた付近に集結。

次味方ターン。 突撃をかけます、が、段差が複雑で読み違えるとアウトです。
安全地帯は召喚師がいる段の下の段が横方向の制限により、左下隅のみが安全地帯。
スリープコールの上限界が弱い事もあり、ミントの移動場所はここしかありません。 上に上って召喚師にスリープコール。
その下の段差は上下方向の制限により、右上隅を除き、安全地帯です。 右上隅は、1ヶ所だけ遠距離攻撃が届く場所があります。
この段差からライ、アロエリ、グランで魔獣化兵に集中砲火。
グランの攻撃は外れる場合があります。 段差がきついため攻撃手段が限られるのですが、リシェルのジップフレイムで凌げました。
(横方向の敵射程から外れる位置に踏み台を召喚しても構いません)
次味方ターン、安全地帯からライの砲撃を起点に召喚術で召喚師を倒し、
次の敵を射程に収めつつ、アロエリで右から来た変異魔獣に弓、グランドリルで止め。

次味方ターン、グラン、下から、ライ、アロエリ敵射程外左から狙撃で中央左の変異魔獣を倒し切ります。 グランは上へ移動。
(グランの攻撃を後回しにすると、瀕死状態になった時に銃が当たらなくなります。)
次味方ターン、変異魔獣2体を敵召喚師の射程(7)の外から倒し切ります。
私の場合、ジップトーストで2体を巻き込んだ後、グラン、アロエリで1体目、ライ、驚起眼、リビエル弓で2体目でOKでした。
最後に横に並んだ2体にライ銃、グランブラスター、アロエリ槍貫通で止めなど。
この後、すぐにMPは回復するので、途中でS召喚を使ってしまっても問題ありません。
触手をここまでに2本切っていればライ(アロエリ)に狂化、ライにボディスナッチ、
ライ召竜連撃+ダブルアタック、アロエリ天陣弓、グランドリルの連続攻撃で2味方ターンで堕竜ギアン1段階目は倒せます。
セイロンは1人で右側の触手切り×2へ。 リビエルはやることがあるので右上で待機です。

さて、増援と共に現れた堕竜ギアン第2段階との戦いに移ります。
増援ですが、実は一切召喚術を使用する事無く、ライ、アロエリ、グラン(効率を上げる場合+リビエル)の通常攻撃だけで倒せます。
敵の攻撃範囲が重なっているので配慮が必要ですが、どの順で倒せば良いかが攻撃範囲から割り出せます。 (要はパズルの要領です)
敵が4段以上の段差を越えられないのと、遠距離攻撃が3段までしか届かない事を最大限利用しています。
攻撃順は何通りかありますが、私が効率が良いと思っている一例を紹介します。

まず、左の一番近くにいる魔獣はすぐ下の段差から攻撃が可能。 ライの憑依が残っている場合、2人で撃破可能です。(銃は5距離のみ)
次にその左の魔獣も同様。 最大3人参加可能で撃破可能。
次に右に移ります。 右端の魔獣は下直線4〜5の位置が安全地帯。 ライ達が合流出来るタイミングでリビエルで一撃入れておびき寄せます。
ライ達が接近し過ぎなければ、上の魔獣の射程外から3人で攻撃、撃破可能。
その上の魔獣に安全地帯はありません。 が、3〜5距離に3人を並べ突撃、撃破すると、その他の魔獣の射程からは外れます。
同時にリビエルで敵射程外から触手に一撃。
ここで十中八九、堕獄の牙痕(単体物理)の予備動作があります。 リビエルは触手を切った後、全員退避。
堕獄の牙痕をやり過ごしたら、今度は同様にさっきの魔獣の上の魔獣(灰)を3〜5距離で下から撃破。
この隙にリビエルは左に向かいます。 「堕獄の牙痕」の予備動作、退避。
今度は一番左の魔獣の5距離下が安全地帯なのでリビエルでおびき寄せます。 予備動作、退避。 階段下から狙撃、撃破。
リビエルは最後の突撃前に左の触手に一撃入れておきます。(もう一撃入れて切ってはいけません)
最後の突撃をかける前に味方を堕獄の牙痕の射程外ぎりぎりに集結させます。 「堕獄の牙痕」の範囲外は魔獣にとっても範囲外です。
特にライ、アロエリ、グランの3人は目一杯接近しないと最後の魔獣に全員が攻撃出来ないので要注意。
突撃で最後の魔獣を倒すと、「堕獄の牙痕」の予備動作が来ます。全員で堕竜ギアンのいる上の台座に退避。
台座に上ると「深怨の闇に続く扉」(範囲魔法)の予備動作があるので全員で陣形を整えつつ下に退避。
「死に物狂い」モード突入前は、この行ったり来たりを繰り返している限り、裏切りの破片(ランダム攻撃)以外の攻撃は当たりません。
最後の戦いの前にヒーリングコールなどで「裏切りの破片」ダメージを回復しておきます。
ライ、グランは次ターンで堕竜ギアンに隣接できる位置、アロエリは2距離をキープします。
その他の味方も突撃時に攻撃が届かない事が無いように注意が必要です。 この間に色々と準備を整えます。

さて、対堕竜ギアンで実際、私が取った方法を紹介する前に、「喪失した真実の影」(魔獣召喚)、無限に歪む墓標(魔獣捕食)の問題点を整理してみましょう。
要は、召喚される魔獣の種類が何で、どこに召喚され、どの魔獣が捕食されて消えるのかが全く不安定→パターン化不能という事です。
召喚される魔獣で一番厄介なのが移動5、遠距離攻撃持ち、MDF300&抗魔の領域&魔抗持ちで、魔法耐性が異常な赤紫。
味方召喚師の召喚術でダメージ4や5。 「深怨の闇に続く扉」(範囲魔法)の巻き添えを食らってダメージ39とか、ふざけてます。
反面、物理攻撃には激弱で、リビエルの弓なんかで大ダメージを受けます。 しかし、こんなのに構っている余裕は少しもありません。

主部隊と別の方向におびき出しが出来れば良いのですが…、
誘導に乗ってくれるかどうかは、どのユニットがどこに召喚されたかに依存していて、殆ど運です。
更に誘導するユニットの分、主部隊の攻撃が手薄になるのも大問題。 最後に合流するにしても誘導したユニットを振り切るのはほぼ不可能です。
当然、送還があるので気軽に召喚ユニットを囮に使う訳にもいきません。

どうせ運で決まるなら、ユニット召喚獣が送還されない確率に賭けようというのが私が出した結論です。
この時点で攻略の成功率は100%ではありません。 なのでノーダメージは条件付きで可能としました。
ユニット召喚獣は隠密の使えるイヌマルとハミトンを選択。 右(可変)の召喚台の出口を2体で塞ぎ、左に仮面の石像を設置。
この時点で「砕けし色なき時間」(憑依・ユニット送還)の発動率は40%です。
左に赤紫が出現し、途中で捕食されず、仮面の石像を抜けてきた場合も厄介ですが、これが最大の譲歩ラインです。
攻撃力増強のため、ATアップ憑依や、踏み台を召喚したい所ですが、「砕けし色なき時間」の発動率をこれ以上上げる訳にはいかないので我慢。

この結界も長くは持ちません。 突撃後は一気に勝負を決める必要があります。
攻撃を総動員すれば1ターン1000以上のダメージを与える事が可能です。 出来れば味方3ターンで勝負を決めたい所。
これならユニット召喚獣も敵2ターンだけ凌いでくれれば攻略可能なので(隠密も2ターンしかもたないので)充分攻略可能圏内です。
0.6×0.6=0.36なので36%の成功率。 送還術の成功判定や、魔獣の位置や種類によってはユニットが送還されても攻撃を免れる可能性があり、
後の対処のパターンは崩れますが、成功率はもう少し上がるでしょう。
突撃後はライのダブルアタックを使いたい所ですが、最後に足を止めると味方の大〜中範囲召喚にどうしても巻き込まれてしまいます。
深怨の闇に続く扉(範囲魔法)の予備動作があると使えないのも問題。
なので、突撃→攻撃しつつ後退→突撃で勝負を決めます。 ライはダブルアタックの代わりに召竜連撃を毎回叩き込む事にします。

グランはグランブラスターと衛星攻撃αの消費MPが同じですが、攻撃力はどちらが上でしょうか?
衛星攻撃αは敵HPの1/4を削る攻撃。 と、言う事は、3000/4=750…って、そんな訳ありません。
衛星攻撃は対ボス戦では威力が半減するのが伝統です。 それにしても750/2=375…。 本当にこんなダメージが出るんでしょうか?
実際に撃ってみると240程度。 これでもグランブラスターを僅かに上回っているようなので、止めはこれにします。※2
…と、いう事は、テレビーをレベル1以上にしてお気に入りにしておけば、リシェルのナックルボルトより強いかもしれません。 例によって手遅れですが。
更に19話でガンマバリアを使っていた事から明らかなように、お気に入りはビットガンマーのままなのでナックルボルトへの変更も行っていません。
現時点での最強攻撃はフレイムナイトLV3のジップフレイム。 これでも連発可能な消費MPと強力なダメージで、使い勝手は鬼神斬と並んで一流です。

「砕けし色なき時間」で誰も送還されず、次ターンで深怨の闇に続く扉(範囲魔法)が発動せず、
かつ、セイロンの狂化でライ、アロエリに同時に継続ターン5以上(7以上は粘っても出なかった)が出たら突撃開始。
さて、ここで電卓と筆記用具と紙の出番です。
高レベルならいざ知らず、ブレイブレベルでは攻撃力が不足しています。
HP1000以下で「死に物狂い」モードに突入しますが、この後、敵にターンを渡すと、即座にノーダメージ失敗。
…と、いうか、復活のあるライを除いて軽く全滅します。(笑)
そうならない為に、誰のどの攻撃で何ダメージ与え、無限に歪む墓標(魔獣捕食)でどれだけ回復したのかを記録します。
そして合計を電卓で算出。 電卓だけの場合、途中で分からなくなった時のリカバリが効きません。
最終突撃の前のターンで出来るだけ1000ぎりぎりまでダメージを与えなければ、最後の最後で削り切れない可能性があります。
最後はクリティカルというハプニングのある物理攻撃は危険。 ダメージの安定した召喚術で削ります。
その際に、どの召喚術で何ダメージ与えたかの記録が残っていれば判断し易くなります。 紙と筆記用具はそういう意味もあります。

また、攻撃順には注意しましょう。 ミント、リビエルは単体攻撃のA、Sランク召喚術がありません。
なので、味方の巻き込みを避けるため、突撃時は最初に、退避時は最後に攻撃します。
特にミントは相手の獣耐性によって攻撃力が激減するのでMPが少ないようなら無理しなくてもOK。
ヒーリングコールの使い過ぎで最後の最後でロードタウロスを使うMPが無いなんて事の無いように…。
召喚師は1、2撃目はA召喚、3撃目でS召喚で止めと使い分けるとMP切れ対策になります。
勿論、これはその時の状況によって、ケースバイケースで判断します。
既に気づいたと思いますが、今回は敵を全滅という縛りは、変異魔獣を残す形になるため条件を満たしていません
しかし、今のレベルでは堕竜ギアンの止めを刺すので精一杯。
無限に召喚され、色々と面倒臭い特殊能力で身を固めている魔獣の相手をしている余裕など、少しもありません。
もっとレベルを上げれば可能でしょうが、今回はパスです。

最後に、ミルリーフにホロホロを持たせた意味を説明します。
最後の突撃前に、ライの召竜連撃の3マス以内に移動で届き、
かつ移動しない位置からホロホロ召喚、最大移動で最後の触手を切れる位置があります。
ミルリーフ自身は攻撃参加できませんが、最後の突撃時に味方ユニットのダメージがそれぞれ20増加(実際はそれ以上)として、
7×20=140ダメージの貢献をしている事になります。 残り1000ダメージなので、これは結構効きます。

さて、ここまで書いて、私は失敗しています。 …と、いっても、ノーダメージ攻略が失敗した訳ではありません。
最初の突撃直後に早速全てのユニット召喚獣と仮面の石像が送還されてしまったんですね。 パターン大崩れ。(笑)
どうにかこの敵ターンで攻撃される事は回避しましたが、
イヌマル、ハミトン、仮面の石像をあわてて再召喚、後はアドリブ対処に追われました。
一度パターンが崩れた後は、「読み」と「賭け」を総動員した総力戦になります。
攻撃が中途半端になったため、調整のための1ターン追加。
一応、この間「砕けし色なき時間」(憑依、ユニット送還)は発動せず。 残りは最終突撃のみ。
但し、右から回り込んで来た2体が厄介な赤紫で、モットマトワリンで1体足止めしない訳にいかず、足止め。
これで「砕けし色なき時間」の発動率60%。
次ターンまでもってくれれば………、次ターン、「砕けし色なき時間」発動せず!
最後の最後で確率40%を勝ち取りました。 我ながら、相変わらず運が良いんだか悪いんだか分かりません。

最後の味方ターン、ミルリーフ、ホロホロ召喚で最後の触手破壊。
ミント・ギガントウェイブ、リビエル・大聖浄、セイロン・真・鬼神斬、リシェル・ジップフレイム、
グランバルド・衛星攻撃α、アロエリ・2距離天陣弓、最後にライ&ミルリーフの召竜連撃で止め。

堕竜ギアン撃破。 エピローグの後、エンディング突入です。
(でも、心臓に悪い攻略だったので、もう1回やるのは勘弁です(笑))

クリア評価は

ブレイブクリア回数 21回
宿の評判 ☆49個
カルマ値ランク S
総合評価 S

でした。 宿の評判が微妙に低いのは仲間の好感度優先だったからです。
それはともかく、この結果はファミ通の攻略本に載っているものと全く同じでした。 …うーむ。

以上で、本編は終了です。 お疲れ様でした。 そして、お付き合い、ありがとうございました。

…さて、残るは無限界廊深層、最深層だけです。
サモンナイトDS発売前(奇しくもこの特集の1周年(笑)前後)に終われれば良いなと思いつつ、とりあえず、本編終了です!


※1
ミント、ミルリーフのセイレーヌ、仮面の石像を交換した方が攻撃の回転が良くなるような気がします。
セイレーヌのヒーリングコールはミントがロードタウロスのMP切れを気にしながら使うより、ミルリーフの無尽蔵のMPで使いまくった方が効率的でしょう。
ミルリーフだと眠り成功率が若干下がると思いますが、ここまで成長させれば問題ないはずです。
仮面の石像は堕竜ギアン2段階目への最初の突撃の裏のターンで送還された時のリカバリが、ミントの方が楽です。
ミントのジュラフィムは範囲が3×3でアロエリとの協力召喚という事もあり、取り回しが面倒なので、ペンタ君の方が便利だと思います。

※2
衛星攻撃βは1/3を削る攻撃、と、言う事は、αのダメージから推定すると320ダメージ(!)
グランバルドは最終兵器へのクラスチェンジの方が強かったと言う事ですね。 …手遅れですが。


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